今回は二回目の参加で「分とく山」です。
料理長の野崎さんの料理や食に関する考え方などのお話を聞きたかったのと、もちろんお料理をいただきたかったので参加させていただきました。
野崎さんによるデモンストレーション3品を作りながら、和食のすばらしさや日本文化の歴史や奥深さなどを熱く語っていらっしゃいました。


いろいろな考え方はありますが、この方は確固たる信念と自信を持って料理をされているのだな~というのが伝わってきて、自分は修行が足りないな~と反省。
やっぱり自分を信じられるくらい勉強をするということは大切だと思います。
私も料理を教える身ですがどうしても本に書いてあったからとか、有名な誰かが言っていたからとかで自分で確かめもせずに生徒さんに語ってしまうことが多々あります。
確かに自分で判断する・・・ということを忘れていたような気がしてこれまた反省。
野崎さんの言葉で心に残ったの・・・「日本人は箸を使って食事をしてきた、食器を四季折々で使い分けていくような繊細さがあった。でも戦後、50年くらいで食文化が激変してきてものを手で食べるようなことがことが多くなっている。手でものを食べると行くことは高等動物である人間が動物に退化しているように感じる・・・」ということです。
私にとってとても考えさせられる言葉でした。
今日いただいたもの・・・
☆食前酒 山田錦・あまぶき

☆赤うに葉山葵掛け・玉ねぎ柚子唐搾り掛け

☆車えび五目利休和え

☆鯛淡煮

☆佐賀牛和風ローストビーフ

☆天使の詩(米)と香の物

☆佐賀ほのか

上品なお味で、素材の味を引き出す技はさすがです。
おいしくいただきました。
最後に野崎さんと・・・

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